Award

上野から全国に広がる"街おこし飲食イベント"の仕掛け人が 「外食アワード2011」を受賞

報道関係者各位

2012年2月8日
長岡商事株式会社

「生まれ育った上野に人の流れを呼び込み、もう一度明るく元気な街にしたい!」と、たった一人、全くの手弁当で、飲食店による街おこしイベント※1を始めた弊社取締役・前川弘美がこの度、「外食アワード2011」(外食事業者部門)※2を受賞致しました。本アワードは、外食産業記者会が創立25周年記念事業として2004年に創設。「外食産業界でその年に活躍した人、話題になった人」を選び表彰するもので、例年1,000億円規模の事業者が選ばれる中、弊社・前川の受賞は稀有な例と言えます。授賞式は2月17日(金)18時~日本プレスセンタービル10F「レストランアラスカ」にて。

※1 商店街の飲食店を食べ歩き飲み歩くイベント「食べないと飲まナイト(略称:食べ飲ま)」
http://tabe-noma.com/

※2 「外食アワード2011」詳細
http://www.g-kishakai.net/release09.html

前川弘美は、東京上野で1963年から喫茶店他多数の飲食店を営む弊社会長を父に持ち、その父や社長である兄からこの街の歴史を聞かされて育ちました。また、バブル前後で大きく異なってしまった街の姿をずっと見つめてきました。

かつては、東京という大都会で働く人の、気の置けない憩いの街であった上野。しかし今では、あまり良い印象が持たれておらず、そのせいか街の飲食店の客足も落ち、連れて街全体の勢いもなくなる、という"負の連鎖"に悩まされております。そんな中、前川は、現状に手をこまぬいているのを潔しとせず、「ここに根を張る我々が立ち上がらねば誰がやる!」と、既にある街の宝(多種多様な飲食店、歴史と伝統ある老舗)を丸ごと活かしたイベントを企画します。それが受賞理由となりました「下町情緒酒場巡り~食べないと飲まナイト」です。

最後までイベントに反対だった父や、なかなか得られない周囲の理解をはねのけ開催した昨年の第1回「食べ飲ま」は大盛況。「飲食店が手を取り合えば街の空気さえ変えることができる」と知った全国13ヵ所から賛同を得、うち3ヵ所では既に実施。これまでに合計4回・集客計33,250人・推定売上高2,400万円という、参加店・参加者が共に喜びあえるイベントに発展致しました。

今年も既に、2月・広島、5月・当地上野、6月・赤坂、7月・神楽坂での開催が決定しており、そのほか企画進行中も含め、さらに広がる見込みです。

人口減少、シャッター通り、画一的なまち等、都会・地方を問わず"わが街の地盤沈下"を憂う多くの方々に、希望とヒントを得て頂ける受賞として、ご取材頂ければ幸いです。

「外食アワード2011」(外食事業者部門)受賞者:前川弘美プロフィール

1962年

上野不忍池の反対側に位置する池之端で、5人兄弟の次女(末子)として誕生。

1968年

地元の黒門小学校に入学。

1984年

大学卒業後は服飾デザイナーとして(株)ロマンシェに勤務。最終役職はチーフデザイナー。過労による体調不良で1990年に同社を退職。

1991年

東洋医学に興味を持ち(株)健康医学社に転職。月刊誌編集者として全国を飛び回る。

1995年

映像作家/監督・龍村仁氏への連載依頼がきっかけとなり、2年半もの間、編集者として全面的に関わった「地球のささやき」が創元社から刊行。 同氏の映画「地球交響曲」の縁で、日本舞踊家・西川千麗(にしかわせんれい)氏とも知り合い、舞踊公演や講演会等数々のイベントに、一部、責任者として関わ る。(2008年頃まで継続)

1997年

(株)健康医学社を退職。チベットの標高5,630mのカイラス山に一人登頂を果たす。

2006年

実家の長岡商事(株)に入社。

2009年

女性にも気軽に立ち寄ってもらえるようにと、敢えて周辺店舗とは異質な、ワイン中心のスペインバル「下町バルながおか屋」を開店、今に至る。

前川弘美
家族構成:夫、息子2人の4人家族

本件に関するお問い合わせ

長岡商事株式会社 広報担当: 坂本
〒110-0005 東京都台東区上野2-10-7
電話:03-3831-9675 FAX:03-3831-9675
e-mail:p-release@uenodebal.com